「生命保険はもっと年を重ねてから加入すればいいや」こんなふうに考えたことがある方は多いと思います。実は保険屋になる前の私も同じように考えていました。
きっと若いうちは健康だし・・・病気になるなんて、実感が湧きにくく必要性は低いと思われるのでしょう。よくわかりますよ。
たしかに病気になる確率は若い時の方が一般的に低いことは間違いないでしょう。
しかし、今回はこの事を別の切り口から検証してみようと思います。別の切り口とは何か?というと保険料の総支払額という観点です。
つまり、どういうことかというと、例えば加入する条件を同様にして20代と方と40代の方では結局どちらが保険料の総支払が多くなるの??ということです。
今回は、Aさん(男性25歳)、Bさん(男性45歳)という二人のパターンで検証をしてみましょう。
(検証)
Z生命保険の医療保険に上記、Aさん(男性25歳)とBさん(男性45歳)が同じ内容で加入したとします。
加入内容:入院したら1日5000円の給付を受けれて保障期間は一生涯、60歳で払込は完了する内容です。
*検証を分かりやすくする為、特約は付けないようにします。
どちらが多く保険料を支払うと思います??
改めて加入する保障内容の確認です。
Z生命保険 医療保険 日額5000円 60歳払込完了
保険期間は一生涯
Aさん(男性25歳) 毎月の保険料 1,505円
Bさん(男性45歳) 毎月の保険料 4,560円
(計算式)
①Aさん 1,505円×12か月=18,060円(一年間の保険料に換算)
②18,060(年間の保険料)×(60歳-25歳)=632,100円
BさんもAさん同様の計算式で計算します。
4560円×12か月×(60歳ー45歳)=820,800円
Aさん総支払保険料 632,100円
Bさん総支払保険料 820,800円
という結果になりました。
つまり、AさんとBさんは同じ保障に加入したにもかかわらず、
総支払保険料はAさんの方が約20万円も安くなります。
しかも、Aさんの方が長い期間保障があるという点も見落としては
なりません。
以上の結果より、若いAさんの方が「今必要性は低い」と感じるのでしょうが、お得に加入しているといえるでしょう。
もちろんこの結果だけですべての判断はできません。
なぜなら、保険の中には途中で保険料の支払いが停止する機能もあるので、あくまで元気で60歳まで支払いを完了させたらという前提のうえの計算です。
いかがでしたか。今回の情報は役に立ちましたでしょうか。
引き続き情報提供していきます。宜しくお願いします。
コメントを残す